艦名の由来
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原典である北欧神話そのものが伝承の多くを失っていたり、
日本語訳を通しているので、この一覧も必ずしも正しいとは言えません。
北欧神話自体の解釈もかなり分かれているため、
これらはあくまで予備知識程度の物として読んで頂くべきかと。
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『フェンリル 別名:フローズヴィトニル』
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ロキと女巨人アングルボザとの間に生まれた魔狼。ヨルムンガルド、ヘルとは兄弟.神々の黄昏【ラグナロク】において、最高神オーディンを殺すと予言される。
母アングルボザの元で暮らしていたが、三兄弟が神々にとって脅威と判断されると
神々はアングルボザを殺し、ヨルムンガルドがアスガルド(人間界)の海へ、
ヘルはヘルヘイム(地獄の事)に送られたが、
もっとも脅威とされたフェンリルは神々の元で直接監視される事となった。
だが、日増しに巨大化し知恵を蓄えるフェンリルは、後にまざまざと脅威を神々に再認識させ、
神々はフェンリルを鎖で縛り上げる事を決定する。
だが、神々の作り出した鎖、レーディングとドミーロはフェンリルに軽く千切られてしまい、
妖精のドヴェルグが作り上げたグレイプニルによって拘束する事が試みられる。
その際にフェンリルは一目でグレイプニルを千切る事が出来ないと判断し、拘束される事を拒んだが、
当時の最強の戦士である神、チュールが自身の腕をフェンリルの口の中に差し出す事を代価に
グレイプニルによって拘束することに成功する。
ラグナロクにおいてグレイプニルから開放された時には、拘束されたときよりもさらに巨大になっていた。
オーディンに襲い掛かり、予言どおり喰らい殺す(飲み込む)がオーディンの息子ヴィダールによって顎を砕かれ、
そのまま体を千切られて死ぬ事となる。
フェンリルについては色々と真偽の不明な逸話がある。
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【スコル・ハティの親である(フェンリルと言う単語が狼の意味であると言う解釈)、
世界樹ユグドラシルの破壊者、グレイプニルで拘束された上に口を剣で刺されて塞がれる等】
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『スレイプニル』
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主神オーディンの馬。
世界で最も早い馬で、生きながら冥府とこの世を行き来することも可能。
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出生についての流れは…
アスガルドに砦を作りたかった神々の前に一人の鍛冶屋が現れる。
彼は1年半で砦を作る代わりに女神フレイヤと太陽と月を要求した。
報酬が破格なために、神々もたった1人でやれと無茶を言ったが、
鍛冶屋は馬1頭の助けは?といい、ロキの進言もあってそれを認める事にした。
神々はそれでも出来るわけが無いだろうとタカを括っていたが、
実際にはその鍛冶屋の馬、スヴァデルファリは鍛冶屋以上の働きを見せて
夏の終わり頃には最後の仕上げ、門に取り掛かるほどであった。
これにあせった神々は、馬の使用を許可したロキに責任を押し付け、
彼になんとしてでも依頼の失敗をさせる事にした。
ロキは♀馬に化ける事で、スヴァデルファリを誘惑して連れ出す事に成功する。
最後の仕上げに取り掛かろうとしていた鍛冶屋だが、スヴァデルファリの行方が
分からなくなって探し回るも見つからない。
時間が残り少なくなり、結局彼一人の力では完成させる事ができなかった。
依頼を果たせなかった鍛冶屋は怒りのあまり、その本性である巨人の姿を晒してしまい
その場で巨人殺しのミョルニルによってトールに殺されてしまった。
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しばらく時が流れ、♀馬に変身したために身ごもったロキは一匹の馬を出産する。
この馬がオーディンに献上されたスレイプニルである。
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『ヨルムンガルド 別名:ミドガルズオルム』
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フェンリルと同じく、ロキとアングルボザの子供で巨大な蛇。
アスガルドの海に落とされたものの、その後は気ままに成長を続け、世界一周してしまうほどの巨体となる。
巨人ウトガルト・ロキ(フェンリルたちの親であるロキとは別人。ロキ自身もその場に居合わせている)の術によって
トールにその巨体を持ち上げられるなどの、トールとの小さな因縁がいくつかある。
ラグナロクで最強の戦士トールに敗れるものの、ヨルムンガルドの放った毒によってトールはそのまま死んでしまう。
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『フレスヴェルグ』
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巨人が変身しているとも言われる鷲。世界で巻き起こる風はこいつが原因らしい。
ユグドラシルの枝に止まって世界を見渡しているとされる。食事は死者の肉で、魂も食べるらしい。
ニーズホッグとは仲が悪いらしく、栗鼠(りす)のラタトスクに伝言を伝えて口論している。
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『ガルム』
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地獄の番犬。別に3つ首と言う表記はない。ヘルの館の前にある洞窟、グリパニルの前につながれている。
ラグナロクの際にはヘルの軍勢と共に参戦し、フェンリルに片腕を差し出した神チュールと相打ちとなる。
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『スコル』
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太陽を追いかけて喰らおうとしてる狼。ラグナロクの時には太陽を喰らう事に成功する。(食われる直前に太陽は娘を産んだとの事)
ハティとは兄弟である。
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『ハティ』
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スコルと同じく、月を喰らおうとしている狼。こちらの方は月を喰えたと言う話は聞かない。
フェンリルが親であるという説がある。…その場合、スコルもフェンリルの息子か?
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『ノルニル』
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運命の3女神、ノルンの複数形であるとも、ヴァルキューレたちの事を指すとも言われる。
運命の3女神自体がヴァルキューレとして働く事も出来るという話もあり、どちらがどちらと明確に言う事ができない。
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『アインヘリヤル』
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戦いの中で死んでいった戦士達が、ヴァルキューレにスカウトされた存在。
ちなみに選ばれなかった存在は基本的にヘルヘイムに行くことになる。
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『ヴァルキューレ』
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戦死者をオーディンの配下としてスカウトする女神達の事。斧とか剣とかそういう武器や戦闘に関する名前を持つものが殆ど。
ヴァルハラ内のアインヘリヤルたちを宴会で接待するのも、仕事の内らしい…
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『ヴァルハラ』
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オーディン直轄の戦死者の館。
ここでアインヘリヤル達は日々錬度を高めるために戦争を行って殺し合い、日没と共に復活して宴会を始める。
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『ミストルテイン』
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ロキが宿木【ミスルトー】の枝を削って作った刃の事。
(形状は槍であったとも、矢であったとも、果ては剣であったかもしれない。投げた際に形状が変化したとも言われる。)
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次期最高神であるバルドルは、あらゆる物が彼を傷つけられないように万物に盟約が取り付けられており、
【唯一宿木に対してのみ盟約が取り付けられていなかった。】
万物がバルドルを傷つける事が出来ないとされた為、物を投げつければあらぬ方向にそれる事を面白がり、
神々の間であらゆる物をバルドルに投げる遊びが流行する。
これをダシにしたロキは、盲目の神ホズにミストルテインを渡し、バルドルに向かって投げつけさせた。
結果、バルドルは死んでしまい、ホズはわけも分からずその場で殺されてしまう。
その後、ロキはバルドル復活を台無しにした上で、バルドル殺しにも関与していた事が分かり、
神々の手によってロキは(正妻シギュンとの)我が子の腸で作られた鋼の鎖で拘束され、
その体の上に毒蛇の毒が滴り落ち、彼をもがき苦しませる。(これが地震の原因とされる)
一途なシギュンは、器を持ちラグナロクでロキが開放されるまでその毒を受け止め続けている。
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『ユグドラシル』
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北欧神話の世界中に根を張る世界樹。
ヘルヘイム・アスガルド・妖精の国アールヴヘイム等とつながっており、根元ではニーズホッグが根をかじり
フレスヴェルグが世界を見渡し、その二匹の間を一匹の栗鼠(りす)が口論の内容を伝えに行き来する…
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『ニーズホッグ』
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大量の蛇と共に暮らす黒い竜らしく、常にユグドラシルの根っこを齧っている。
あくまで齧っているだけで、主食は死体であるとされている。
ラグナロクを生き延びてどこかに飛び去っていく。
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『エウクレイデス』
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北欧神話に該当無し。
ヘレニズム時代に平面幾何学を大成した実在の人物(英語名:ユークリッド)か?
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※提供:11期478氏
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『セーフニムリル』
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ヴァルハラに集められた戦士達に出される猪。どんなに食べても、夕方には生き返っているという。